【解説】スマホ初心者が選んではいけない機種
元携帯販売員のbutaraです。
携帯販売員時代の経験を元に、スマホに関する知識を共有していきます。
スマホ選び、キャリア選びに役立ててくれると嬉しいです。
気になることがあれば、なんでもコメントでお待ちしております。
今日のテーマは「スマホ初心者が選んではいけない機種」です。
まず、携帯販売員時代に、お客様の要望として一番多かったものがこちらです。
「安くて、それなりに性能が良い機種が欲しい」
当然と言えば当然の意見です。安くて性能が良いなんて、これ以上に良いことはありません。
そんな方が注意すべき事があります。
「OSがAndroidでもIOSでもない機種」は避けてください
では「AndroidでもIOSでもない機種」について、解説していきます。
まず、OSについては前回の記事で書いてあるので、OSってなんだ?という方は前回の記事を参考にしてください。
通常では、OSがIOSであるiPhoneと、OSがAndroidである機種の2種類が大半を占めています。
OSがAndroidの機種とは、日本製でいうとSONYのXperiaやSHARPのAQUOS、CMで有名になったGoogleのGooglePixel等。。。
身の回りの機種、ほとんどがAndroidです。
「iPhone以外はAndroid」と表現している方が多いですが、
実は「iPhoneでもAndroidでもない機種」は存在します。
それも、誰にでも手に届く場所、携帯ショップにも置いてあります。
厳密には、Androidに似せた機種・・すなわち、Androidのそっくりさんです。
では、Androidのそっくりさんについて解説していきます。
Androidのそっくりさんの正体は「Xiaomi」「ZTE」「OPPO」等になります。
どれも中国製の機種です。
値段は安いのですが、スペックがとても高いんです。
お客様の要望として一番多かった「安くて、性能の良い機種」の条件にまさにピッタリと言える機種です。
では、なぜAndroidのそっくりさんはダメなのか?
結論から言うと、Androidのそっくりさんはスマホ初心者向けでは無い機種です。
それも、IT関係でとてもスマホに詳しかったり、スマホを改造したりするような、マニアが買うような機種です。
OSを服として例えてみます。
Xperia等も「Android」という服がとても似合います。
中国製の機種は、どちらの服も似合いません。
しかし、どちらかの服を着ないと発売ができないと言われてしまいました。
やむを得ず、中国製の機種は「Android」の服を着ましたが
それはまるで、ムキムキの男性がミニスカを履いているような状態になりました。
購入後、この服を着せ替えられる人が手に持てば問題ありません。
しかし、スマホ初心者の方はとても着せ替えなんてできず、困ってしまうケースが多いです。
いずれ、バグが起こってしまったケースも多々ありました。
実際、店頭で中国製の機種を購入された方の9割以上はスマホ初心者の方です。
(マニア等は全てネットで解決します)
不具合などで、たくさんのクレームもいただきました。
正直、店頭で発売するべきものでもないとまで思っています。
もしショップで案内された場合は「中国製は無理」と言って避けてください。
今回は「スマホ初心者が選んではいけない機種」について解説しました。
機種選びに迷っている方などいれば、遠慮なくコメントを頂けると嬉しいです。